ボクシングの危機

 昨日の昼食時、当然ボクシング世界戦が話題になっていた。でも一人だけなぜか触れて欲しくないらしい人もいたけど。私も見ていたが、どうも完敗らしいと途中で他チャンネルに回して、あとで見たらなんと勝っていた。でもやはり疑惑の判定らしい。最近のあの根拠の無い「強さ」のPRや、品の無いタレント的取り上げ方にも嫌気がさしていたのだが、今のボクシングはどうやらプロレスと同じになったらしい。序盤しか見てないものにとっては、相手にも根回しがしてあったかとも疑われる内容ではないか?ベネズエラの選手の試合後の感想を見ても、「このていどで勘弁して」と手抜きの様子歴然ではないか。「あ、ごめん、当たってしまった」の1ラウンドは私もしっかり見ていた。
 ガッツ石松具志堅用高、そして最近では辰吉のファイトはどこにいってしまったのだろう。話題先行で、勝たせねば興行にならないという業界に、ついにボクシングもなってしまったようだ。あ、そうそう、サッカーもにたようなことになりそうだったが、やはりそうそうはうまくマスコミにはのれなかったようだ。
 柄にも無く長文を書いてしまった。けっしてあの殴り合いスポーツが好きなわけではないんですけどね。でもボクシングって、もっと選手の健康管理に気をつけて、ダウンなど無いくらいのスポーツにして欲しいとおもうのですけど。失神してダウンしてしまうって、スポーツの域を超えているように思います。「寸止め」って言葉も日本にはあるくらいですから。