帯高の歴史編纂委員会

 今日は素晴らしい資料が出てきました。1つは嘉永3年(1850)の洪水絵図の全く新しいものが出てきたことです。構図、筆致ともに、これまでの片山家などのものとは全く違います。「大供村石井氏」とあることから、備前藩側から見た絵図のようです。またもう一つは、洪水の復旧工事の様子を描いたもので、大変珍しいものです。各村からの人夫が出て、むらの名前の旗指物を立てて、工事に参加しています。「日々夫役五千人」などとあります。筆致が同じことから、対になっている絵図とみられます。
 さあ、「帯高の歴史」編纂も忙しくなってきました・・・。