水島公民館で講座

 今日は倉敷市の水島公民館「寿大学」で講義しました。タイトルは「水島の歴史探訪」です。
 倉敷市のおよそ20%、10万人弱が住む水島地域。かってはほとんどが海だったところであり、江戸期の干拓で陸地化され、戦後に工業地帯が造成されて、公害が全国的にも大問題になった地域です。現在は企業と患者団体との和解が成り、環境教育の地として再生されつつあるここ水島。
 ここにも周辺には貝塚や古墳があり、住民の生活があったこと。また宝島寺を中心として、古代から文化が栄え、江戸期や明治のころには近隣の文化的中心地のひとつだったこと。また戦災のことや、公害についても少しふれて、尻切れになりかけましたが、無事終わりました。
 最後におまけとして、「風水」では水島は「王城の地」ともいえることなどにも触れておきました。