「中帯江の風土記」編纂委員会

 今日は、年中行事についての集中討議1日目。小さい地域なのだがさすがに歴史が古い所だけに、興味深いことが続々と出されておもしろかった。
 詳細は次回に持ち越された「山上講」は、修験道の信仰だと言う。代々伝わった掛け軸を持ちまわって、講事が続いている。私などの常識では考え及ばないことが、すぐ近くで今もあるのだ。日本の田舎はすごいの一語に尽きる。こういう事実を今こそ活字や写真にして残すことが求められているのだ。
 もう一つ、「倉敷ゴルフクラブ帯江コース」の歴史については、ずっとかかわったお姉さんの一文というより、ほぼ完成した原稿が登場した。「岡山県下第2のゴルフ場で、初めての全て手作りで完成されたゴルフ場」だったそうだ。現場で働いていた人の知識はすごい。古い写真も多く、十分に検証に耐えうる原稿である。
 中帯江では、不洗観音寺、帯江銅山、帯江ゴルフが3大テーマかと勝手に思っていたが、どうもそうではないようだ。年中行事の豊富さも半端ではない!今後が楽しみである。