劇団文化座

 倉敷演劇鑑賞会での文化座の舞台。「いろはに金平糖」という劇で「戦前戦中の東京下町の家族愛」という前振りだった。題名からは喜劇かと期待したのだが、なかなかどうして重い反戦劇に仕上がっていた。あんな時代を2度と招いてはならないという、現代への問いかけが重く響き、佐々木愛の好演が光ったのだが。