芝居小屋千秋座

　昼間の時間が中途半端にあいたので、今日は初めてここをのぞいた。１，７００円で、３時間半。「劇団荒城」の公演であった。大衆演劇というものを本格的に見たのは初めて。なかなか楽しかった。特に出し物がセークスピアものの、時代劇への焼き直し、しかもここの副座長の作品というのには驚いた。日本の時代劇の勧善懲悪とセークスピアのシリアスさと。その混合はちょっと変わった雰囲気で、一瞬とまどったがなかなかよい出来。今日に限ってちょんまげでなく地毛で演じたそうだが、それが両者の特徴をうまく混合する効果を出したのだろうか。なかなか面白い。これからも時々のぞいてみたいものである。各劇団が１ヶ月公演だそうである。