定例の古代吉備国を語る会。きょうは山陽新聞の特集記事が効いたとかで、いつもの倍以上２００人を越える参加者だった。
西の鬼の城と対をなす東の古代朝鮮式山城「大廻り小廻り古代山城跡」がテーマ。岡山市と瀬戸町の境の小高い山の山頂付近を、約３．５キロの土塁が取り巻いている。九州などの「神籠石系」山城と似ているとかで、「土塁はなだらかで、実用的なのかどうか？」などの疑問もあるようだ。自身は2度目の訪問だったが、２０年前の発掘担当者の案内だけに、列石や土塁が確認できて良かった。ただ天候が下り坂、傘を持たない私などは、雨が降り出した後はさっさと退散。全部見えなかったのが残念。
