平家納経@広島美術館

 今日は広島でのお仕事。近くに広島美術館が。見ると「本を彩る美の歴史」という平凡な企画が?えっ、でもそのなかには「国宝平家納経」とか。これはこれはとのぞいてみました。
 平安末期、清盛ら平家が宮島へ収めた納経、金襴の装飾がされた写経です。1枚は清盛の直筆奥書があり、話のネタに見るには出来すぎた価値のものでした。そのほか「道成寺縁起」をはじめ、「曽我物語」など江戸初期の絢爛たる本を見ることが出来、幸せでした。でも少々疲れましたね。
 そのほか西洋のグーテンベルク聖書など興味深い諸本が展示されていました。