恐ろしいこと

 元イラク派遣部隊の隊長だった佐藤正久氏(なぜかこのまえ参議院議員に当選??)が、「イラクに派兵されていた時に、自衛隊を現地で戦争状態に突入させるつもりであったと語った。」ことが報道されています。
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200708141811142
 まさに戦前の関東軍と同じで、シビリアンコントロールなんてなきに等しい現実かと。まあ、個人的には現地に行けば、そんな気持ちになることが理解できないわけではないのですけど。そもそもイラクに派遣して、「戦争状態がないところだ」なんて抗弁する政府の感覚、矛盾こそがこんな自衛隊にしてしまう元凶なんですけどね。
 でも、戦前は謀略を仕掛けて戦争に突入したのですが、「謀略」を除くと同じ状態がイラク派遣軍(部隊)であって、それを隊長がさも英雄的に語るなど、本当にぞっとします。それもこのまえの参議院選挙で国民の審判が下った直後にそういうことを、しゃあしゃあと語るなど、本当に許せません。
http://www.news-pj.net/request/pdf/20070815.pdf
をどうぞ。