備中倉敷学

 「井上家と玉泉寺」と題して、小野敏也さんの講義。倉敷の特別古い家の中で、文化の香り高い井上家。様々な人材を輩出し「累世尋常一様でない」とまで言われた家について、静かに語られました。寂厳という名僧の隠居の地として有名な玉泉寺が、実は井上家がただひとりで建てたことや、「トップを目指さず、そこそこに」というその家風が、井上家を古禄のなかでただ一家、今に残したという教訓は、なかなか聞き応えがありました。
 まるで、私の人生訓のようでした。と・・「トップを目指さず、そこそこに」
 です?