テレメンタリー2005

 深夜のKSBで、ネパール、ドルボ地方の特集をやっていた。5000mを越える山岳地帯で、人が居ついて400年。歩いて8日してやっとたどりつく村にも、時代の変化が訪れているという。峠で「冬虫夏草」がとれ、いい現金収入になり、みんながそれを取りに行って、生活が変わりつつあるという。カトマンズで学んだ医療センター長や仏画家は危機感をもってとらえているようだ。
 それにしても「ドルボ」とはどこだろう?。手持ちの地図にない。なんとかという村の名があったが、覚えていないので地図で探せない。チベット国境に近い、昔からの交易路だという。先日見た映画「キャラバン」もたしかこのドルボだったように思うがどうなんだろう。ネパール西部というから、ムスタンよりもっと西になるのだろう。そこをかって日本の僧侶河口某が、チベット仏教の秘典を求めて越えていったという秘話も紹介された。いったいどのあたりなのだろう?。もちろん観光ガイド本には紹介されていないところだ。
 おっと、あった。ムスタンの西、ダウラギリの西側がドルパ地域らしい。観光本では「気楽な旅ではなくなる。・・・テントをはじめ食料や全ての装備を持参しなくてはならない。英語をはじめネパール語さえ通じない地域も・・・」なんて書いてある。