備中倉敷学

 第2回目の今日は、阿智神社。阿智の使主の話から始まっていかにも歴史が古いということを強調。岩境まで出てきた。倉敷の本格的な歴史は、江戸中期以降なのに。岩境(いわくら)などは、おもに弥生時代に遺跡として各地にあるもの。それを鶴形山(江戸期は妙見山)の岩石群になぞらえるのは、ちょっと無理があるように思われた。
 阿智神社としての歴史は明治以降だと思うのだが、1700年祭をやったようで、歴史を飾り立てるのはどうだろう。
 しかし倉敷村の元庄屋「小野家」文書は興味深い。この会は、我の知らない「倉敷村」の歴史をひもといてくれるようで、なかなかに興味深いものである。