安原備中守

　隣町豊洲の歴史調査に関して、興味深い一つは「安原備中守」である。有名な石見銀山（島根県大田市）の開発者として著名で、早島町塩津の出身だと言う。
　その安原備中守の子孫だと名乗る安原氏がこの豊洲地区にいるのである。
　また西田地区には「安原備中守」と俗称される土地もある。ここには明治２３年に建立されて石碑があって「霊亀元年高祖草子部備中守正義塚」というとんでもないものがある。霊亀元年というのは西暦７１５年で奈良時代初期になるのだが？う〜〜〜ん。なんとも理解しがたい石碑である。
　でも前出の安原備中守の子孫だと名乗る安原氏は、実は私の同窓生安原○○氏。今朝、散歩のついでに「安原一族」という本のコピーをお届けした。そのうち大田市ツアー企画の時には同行したい旨も伝え、しばしの歓談。コーヒーの美味しさは雰囲気の成せる技ですね。